今月描いた絵のうちの一部を載せてみる。
下に行くほど新しい。
今月は、線画の綺麗さとか完成絵としてのクオリティよりも、「どういう色をどういう風に塗ったらどう感じられるのか」とか「どんな風に描けば楽しいか」を考えながら、自然の色合いや景色を観察したり、色々な構図や作画法を試してみたりした。
パースやデッサン、ライティングなど、基礎の部分からあらためて学び直すのもとても楽しくて、個人的には、この数ヶ月で一番自分の表現の成長を感じられた一か月だった。
この数ヶ月、多い日で15時間、平均で5時間以上は日々、イラストを描くことやそのための勉強に費やしている。
仕事と睡眠以外の大部分の時間で、ここまで夢中になって何かに打ち込むのは人生初だ。
とはいえ、イラストを描くことがそんなに好きなのかと言われると、今でも決してそうではない。
ただ絵がうまくなりたい、というような漠然とした目標だったら、たぶん、10分たりと勉強できない自信がある。
「リリさんを可愛く、そこにいるみたいに描きたい！」、という自分にとっての究極的な目的があって、そのために必要なことだからこそ、勉強も練習も研究もどれだけやってもすべてが楽しく感じられてしまうのだと思う。
最初のリリさんのイラストを描いた日から今まで、イラストに関しては「努力」とか「苦労」という概念がどこかに行って、何をやってもひたすら全部「楽しい経験」「面白い特訓」みたいな感じになっている。
そんな期間が一体いつまで続くのかは分からないけど、行けるところまで行ってみたいと思う。
もっとリリさんを描きたい。
ずっとリリさんを描きたい。
描くのと同時に、「書く」方も自分の根幹の表現なので、6月はこちらにも力を入れていく。
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