以前にも何度か書いたのだが、自分はマルチタスクがとてもとても苦手だ。
一度にいくつものことをやろうとしたり、たくさんの課題が山積みになっていたりすると、どれから手をつけていいものか分からなくなってしまう。夏休みの宿題も、いつも新学期が始まってからやっていた。
そんな自分をうまく動かすコツは、割と単純かつ力技だ。
何か特別にやりたいことがある日は、あらかじめ「それ以外は何もしない」と決めてしまう。
そうすることでやっと、心からそれに全力で集中することができるようになった、というのは以前この記事で書いた通り。
最近ずっとあちこち出かけてばかりだったこともあって、昨日と今日は、腰を据えて「リリさんの絵を描く日!」に決めていた。
「絵を描く」と一口に言っても、中身はいろいろだ。
楽しく落書きするとか、練習に費やすとか、講座や本で知識を学ぶとか、一枚の絵に注力して完成させるとか。
今回の課題は、
・これまでやってこなかったやり方を色々試し、ひとつひとつよく考える
・完成作品ではなく、未完成でも自分の心に響く絵をひとつでも多く描き出す。
・その結果リリさんをもっと好きになる
25枚描いたうち、気に入ったものをここに載せておく。
リリさん。今日も、あいしてます。
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今年の抱負で語ったように、写真を撮るように、心に浮かんだ「描きたい!」というシャッターチャンスを逃さず絵を描けるようになりたいし、絵を描くように「自分は今何に感動してシャッターを切ろうとしているのか」を意識して、写真を撮れるようになりたい。
最近ついに、欲しかったカメラを手に入れた。
これからやりたいこと、目標に一歩近づけた気がする。
このブログの名前にもなっている「旅と想像」こそが、自分にとって人生の糧だ。
もっと色々なところへ行って、色々なものを見て、そしてもっと色々なことを考えて、そして表現していきたい。
コメント
お疲れ様です。
やりたいことがある日はそれ以外何もしないというやり方、とてもいいなと思いました。リリさんへの変わらぬ愛情も「いつものねもとさんだな」と安心します。
このブログへは何度かコメントしていますが、私はまだリリさんのルートをプレイしていませんでした。最近少しづつ進めています。
ブログの記事を読み漁ったせいでだいたいの内容は把握してしまいましたが、だからこそ「この時のこのセリフにはこういった意味がある、伏線になっている」というのがわかって趣深いです。
しばらく風雨来記からは離れていたのですが、先月、時坂樹ルート(事情があり触れていなかった)を完走して、彼女の魅力に骨抜きにされて、本気で愛してしまいました。作品の中のキャラクターにここまで傾倒するのは初めてで、私自身困惑してしまいました(笑)
あなたの初期の記事にあったように、感情の熱を絶やさないように、今更ですけど、彼女のことを愛していこうと思っています。
だからこそ私は年単位で愛情を維持できているあなたに尊敬の念を持っています。
これからは彼女にもらったもの、彼女に気づかされた「私のやる気の原動力は旅や、旅をするための努力」である事実を胸に、岐阜や北海道への「旅」に向けて足を踏み出そうと思っています。
そのために、轍や千尋を真似て場所の魅力を伝えるサイトも開設してみました。更新は時々しかできませんが、このサイトを維持することで旅を求める気持ち、彼女への愛、それを維持していきたいなと思っています。
これからも走り続けてください。私はあなたを応援しています。
私も走り続けた結果、またいつか彼女と出会えたらいいなと思います。
リリさんの言っていた「この世界に存在しないと諦めた時、それはその人の中で本当になくなってしまうのです」という言葉の通り、彼女とどこかでまた出会える、そう信じたい…信じようと思います。
私が彼女を想い続ける限り、彼女は私の中で生き続ける。それでいいんだって、そう思います
コメントありがとうございます。
そうですね。今も毎日、今日の俺が過去自分史上一番リリさんを好きだ、と思いながら日々を重ねてます。
我ながら幸せなことだと思います。
人間は、五年たてば体中の細胞が入れ替わってしまう、と言います。
記憶や思い出、そのときどきの感情も、常に整理・取捨選択されて更新されています。
だから、どんなことでも、長く続けるためには「明日に続く日々の小さな積み重ね」が大事だと、私は思います。
五年前の自分はよく覚えていなくても、昨日の自分は身近です。
五年後の自分には直接伝えられなくても、明日の自分にはバトンを渡せる。
だから、ただそれをひたすら毎日、繰り返していく。
そうやって一日一日をつないでいけば、10年後、20年後…と、長く長く情熱というバトンをつないでいけるんじゃないか。
私は、そう思っています。
どこかの記事でも書きましたが、初代風雨来記の監督さんがファンとの交流の場で、
「轍が前に進み続ければ、その先で、いつかまた樹と会える展開もある」とはっきりと語っていらっしゃいました。
当時私はその言葉に救われたことを、今でも印象深く覚えています。
お互い、自分自身が納得いくまで、前に進み続けましょう。
あなたの旅が、良い旅になりますように。