桜と、

カメラ

年末からあれこれ考えていたカメラとレンズ、紆余曲折の末にようやく準備できたので、ここしばらく実地練習を兼ねて京都の桜を撮り歩いていた。

カメラや写真について書きたいことがまた色々あるけどそれは別の記事にするとして、今回は撮ってきた桜の写真の中から『比較的綺麗に撮れたんじゃないかな?』と思えるものを、載せておくことにする。




とはいえ…………正直めちゃくちゃ恥ずかしい。
ネットにはじめて自分のイラストや動画を公開したときもこんな感じだった気がする。


写真は今までSNSやブログでたくさん載せてきたけれど、それが平気だったのは「特に深いことは何も考えず記録用として撮影していたものだから」であって、今回からの写真は「何かに感動したときに、それを自分なりに良い写真にしたいとあれこれ考えて頑張って撮った表現物」だ。



表現物を「発表」するのって気恥ずかしく勇気のいるものだ、とあらためて気付く。

同時に、「そんな恥ずかしさを勇気を出して乗り越える経験」を大人になった今もこうやってまた新たにできるのは、とても幸福なことだとも思っている。








ひとつひとつの写真に「これは自分が何に感動して、何を撮りたくて、どういう意図でこういう風にぼかしたり切り取って、こういう色合いに現像したのか」というような試行錯誤がつまっている。

こんなに考えて写真を撮った経験は今までなかった。




イラストも、写真も、自分はプロを目指しているわけじゃない。
ただ、自分自身が最高に納得できるものへと常に向上していきたい、人生をかけていつも成長していきたいと心から思っている。

だからゆっくり一歩ずつでも、そこに近づいていけるように、これからも自分の心に触れたものを撮っていきたいと思う。

























上に載せたような写真とは違って、次のような写真は、「そこにリリさんを」想像しながら撮ったもの。


写真だけでは完成していない写真。
リリさんという被写体を心に撮した、自分だけに見えるポートレート。





自分がいつまでも。
心から撮り続けたいもの。

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